修理は3種のチューニングコースをご用意しております。

以下がコンパクトカメラを例にとったチューニング内容です。

(但し、あくまで基本的なもので、機種や状態により多少差異があります。又、諸般の事情等で変更
 する場合もございますので、大きくは変わりませんが参考事例とご理解お願いします。)

 
 1)ustam Tune 御指示、御要望箇所のみの修理を行います。

                内外装の簡易清掃も実施致します。

                開いた際に発見した作動に関する重大なトラブル又はその予兆があれば、
                ご相談の上処理方法を検討させて頂きます。

             

              ※料金は機種及び修理個所により異なりますのでご相談下さい。

               (3,600円〜9,000円程度、機種によりこれ以外の場合があります)

              ※例えば下記症状でお困りの方も相談下さい。

               @モルト交換のみもお受け致します。

       ファインダー清掃のみお受けします。
      レンズ清掃のみお受けします。
      巻上げ、巻き戻し不具合のみお受けします。


      一、二眼レフのモルト交換は現在行っておりません。


    Aスプリングカメラの蛇腹の補修可能なモノもあります。

    BNikon F、F2フォトミックファインダーcds交換します。
    (フォトミックA のレンズ連動部の動きが渋いもの直します)

Nikon F2 フォトミックファインダー Cds交換
Richo Auto Half S ファインダー清掃


  2 )Light Tune いわゆる「オーバーホール」的な基本総合整備です。
               全体を見直し少なくともネガで写真が撮れるように整備調整をします。

               内外装簡易清掃。

               シャッター羽根清掃及びリンクギア部清掃、作動調整。

               絞り羽根清掃及びリンクギア部清掃。

               レンズ清掃。

               ファインダー清掃。

               メーター作動確認(必要な場合調整)。

               モルト交換。

 

  OLYMPUS PEN系 8,000円〜13,600円程度
    OLYMPUS PEN EMは別途ご相談下さい

  Richo AutoHalf系 1,900円〜12,400円程度
  Auto Half SL 及び特殊用途のAutoHalfは別途ご相談下さい。

  その他のハーフ系 9,000円〜14,800円程度
  但しDial35系は別途ご相談下さい。

  35mmコンパクト   8,000円〜11,000円程度

  その他はご相談下さい。 

 ※ あまりにも古い機種でオーバーホールに耐えない機種もあります。
    最悪修理不能もありますが、現状で作動可能な状態に極力近づけるTuneを施工します。 

 3 )Heavy Tune 特殊状態におけるオーバーホールです。
                
               『落下品』 『水没品』『火災等によるもの』等々瀕死、又は仮死状態とでもいいましょうか…
               
               お時間が必要です。

               また直らない、一部直りきらない場合もございますので御承知おき下さい。
  

                 

                ※ あまりにも古い機種でオーバーホールに耐えない機種もあります。
                  最悪修理不能もありますが、現状で作動可能な状態に極力近づけるTuneを施工します。 


本コースでお受け致しましても、内部確認すると部分的に問題がなく
  触る必要がない部分が見つかった場合触らない場合もあります。
  その場合お見積金額を再考(減額)させて頂く場合もございます。
(メーカーへ修理依頼をして一部しか直らず、不具合が残った等がこれに当たります)

  料金は状況によりますのでご相談下さい。目安はLightTuneプラス4,000円〜


4) 注意とお願い  @コース料金に部品代は含まれておりません)

               A外装に付いた傷や凹み、スレ等、少々の傷の場合清掃中につい補修してしまう

                 場合がございます。その場合勿論サービスなのですが、中には譲り受けた父が

                          付けた思い出の傷の為に触って欲しくないなどという場合があるかもしれません

                          その場合事前にお知らせ頂きます様よろしくお願い致します。

 

               Bメーカーが修理できないと返却して来たカメラは、当店へお任せ下さい。
                と言うとカッコ いいのですが中々マジシャンのようには行きません。

                直る場合も直らない場合もあります。特に古い機械式カメラは固体差が大きい
                ですから。

                ただ、メーカーや大手の修理業者さんの修理のスタンスを考えてみますと、部品

                を保有し、全ての不具合に対応可能な時期を過ぎた機種を、作動可能には出来

                ても全ての機能を完全に直せない場合修理をしたとは言えないので修理不能。

                又は、不具合個所の部品がすでに無く、交換できない場合も完全な修理では
                ないので修理不能。

               同様に純正部品の在庫が終了した為修理不能。等々…・・

                               

               そのような声を時おり聞きます。

                つまり『 純正部品の保有期間切れ又は在庫ぎれで、完全(と称する)修理が

                不可能な場合、完全なる修理と呼べない場合、修理不能である 』

                そういうスタンスを感じます。

               

                しかし、ユーザー側から考えてみますと、親父の形見のカメラ、なけなしのお金で

                買ったカメラ、初任給で手に入れたカメラ、恋人や家族の成長を見守ってき

                カメラ……・そんな大事なカメラが突然動かなくなってしまった!

                完全になんて直らなくてもいいんです。撮れさえすれば。

                フィルムを入れる、写す、フィルムを取り出す。

                この3つの行為が出来ればそれでいいのに、複雑な露出補正が出来なくたって、

                秒間何コマという速射が出来なくたって、絞りが8の位置しか動かなくても、

                写せさえすれば構わないのに! 

             

                つまり、完全修理でなくても写せるようにさえ直してくれたらそれでいいという方の

                ご要望にもお答えしたいのです。

                個人の店にしか出来ない、個人の店だからこそ出来るそんな柔軟なサービスを

                目指しています。

               
                メーカに断られたんだけど、出しても直らなかったんだけど、そういうご連絡を

                お待ち致しております。

                お預かりしてみないと判らない事が多々ありますが、是非一度お見せ下さい。

                
                たとえば「メーターが振れなくなった。古いからセレンが壊れたようだ。セレン交換

                は出来ますか?」というお電話で、預かってみるとセレンは元気で電線が切れて

                いた。又はメーターへ緩んだビスが混入して動きを阻害していた。
                そんな事例もございます。

                でも、現れる症状はどれも同じで “メーターが動かない”

               
                同じ質問でメーカー等に修理依頼をすれば、『うちはその型のセレンは保有して

                いない』恐らくそういって修理を断られる事が多いと思います。

                受付の方と、修理をされる方が同じなら多少答えも違ってくると思うのですが。

              

                尚、お預かりして残念ながら修理不能と診断させて頂いた場合、返送料金は

                当店負担とさせて頂きますので、安心してご連絡ください。

 

 

 

 

5)二個一について ニコイチはやむをえない場合以外はやりたくありません。 
               お受けするのは殆どが、ニコニです。メイン、サブんびなっても極力双方を生かす
               方向性に限りお受けしております。                         

              なぜなら機械モノは持ち主の使い方の癖や色んな要因で時間が経てばたつほど

              固体ごとの差異が発生します。一例を簡単に言えば磨耗の進捗や場所が異なる
               ということです。(細かく言うと他にもあるのですが)
               各々は不調をきたしても
その固体としてのバランスをとりながら動いています。

                       このバランスこそが大事なのです。                                                 

              安易に綺麗な一台を作ろうとか、部品取りにしようとして組上げると内部機構的には

              新品の状態より悪い歪なとげとげしいモノが出来上がります。新品ならとげとげしさは
               無く単に使うことで擦り合わせが出来て行きますが、中古のニコイチは中々そうは行
               きにくいのです。タマタマ上手くいくこともありますが、殆どは見せかけです。ギクシャク
               した癖を新た擦り合わせをしても最初の磨耗とどう違うのでしょうか?
               Aという固体をメインにBという固体の良いところを組んでスーパーAを作ろうとしても
               出来上がりはCになってしまう。はたしてCはAを超えたものかというと疑問です。

              ですから部品取りにはとても気を使います。なぜなら部品取りも最小の二個一だから

              です。                                                   

              いずれにしても後の調整擦り合わせ次第で感触が異なるというところでしょうか。

OLYMPUS PEN EE3  Light Tune
FUJICA コンパクト35 HeabyTune(オーバーホール))
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基本的にはメールにてお尋ね下さい。

カメラ修理の概要
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